たとえ100年かけても世界の銘醸地に並ぶ「プレミアムワイナリー」となる
ワイナリーのある高畠町は県内でも南部に位置する自然豊かな町です。高畠町は、稲作を始め「ぶどう」「ラ・フランス」など農業が盛んに行われており、中でも食味コンクール等で上位入賞をしている「上和田有機米」は、全国的にも認められたブランド米です。高畠ワインでも使用しているシャルドネ品種、デラウェア品種に関しては市町村単位では全国一の出荷量を誇り、高畠町は有機農法の先駆地として多くの方に知られています。山形県最大の「町」でもあります。
高畠ワイナリーのミッションは、たとえ100年かけても世界の銘醸地に並ぶ「プレミアムワイナリー」となることです。そのミッションを達成するべく「高畠ワイナリー100年構想」という目標を掲げています。これまでの「ワイン造り」「モノ造り」を主軸としてきた「モノづくり」の製造会社から、お客様へ、単なるワインだけでなく、ワインのある暮らしや経験(体験)を提供できる「コトづくり」のワイナリーへと躍進するため、日々一歩一歩前進していきます。
そして、高品質なワイン造りに取り組むと共に、このワイナリーだからこそ体験できる、ワインを学べる機会などを設け、これまで培ってきた高畠ワイナリーブランドの価値を高めることで、町の名前を冠した高畠町や地元の契約農家の方々に恩返しできるよう、更なる持続的成長を目指し、常に新しいことにチャレンジしてまいります。
ワインを手掛けるのは世界的な銘醸地カリフォルニア、ナパヴァレーのワイナリーで日本人初となるワイン醸造責任者を務めた日本を代表する醸造家”川邉 久之”氏
ワイナリーの醸造責任者は日本を代表する醸造家、川邉 久之さんです。1988年より渡米し、世界的な銘醸地、カリフォルニア・ナパヴァレーの「Silverado Hill Cellars」にて日本人初となるワイン醸造責任者を務め、15年間米国ワイン会でその腕を振るいました。ワイン醸造だけでなくUC. Davis、Napa Valley Collegeにてブドウ栽培、ワイン醸造、ワイナリーマネージメント、マーケティングなどを学び、2002年に日本に帰国。
ワイン醸造コンサルタント、ワイン醸造学等の講師なども務め、2006年より現在まで国内最大級のワインコンペティション、JapanWine Challenge審査員、2007年同コンペティション最優秀審査員賞を受賞。2009年より高畠ワイナリーに就任しています。
そのワインは国内ワインコンクール「日本で飲もう最高のワイン」でシャルドネが最高評価のプラチナ賞を受賞し、カベルネソーヴィニヨンやメルロー主体のワインが金賞を受賞しました。さらに2018年に行われた日本初の女性だけのワインコンペ”サクラアワード”にて高畠バリック・シャルドネ樫樽熟成がダブルゴールド及び1本だけ選出される栄誉”ベスト日本白ワイン”受賞の快挙を成しえました。翌2019年にも同ワインにて2年連続となるダブルゴールドの受賞とその味わいは磨かれ続けています。
2019年に開催されたイギリスのデキャンタ―誌による世界最大のワインコンペ”デキャンタ―・ワールド・ワインアワードにてバリック・シャルドネ含む各種4本がシルバーとブロンズを獲得、カベルネソーヴィニヨンがブロンズを獲得しました。また、世界で最も権威あるワインとスピリッツの祭典”インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション”にてシャルドネ3種がシルバーとブロンズを獲得するという、ワイナリーの味わいが世界品質を証明した紛れもない事実を創り上げました。
世界に羽ばたく高畠ワイナリーの100年構想はしっかりとその道を歩んでいます。
ブルゴーニュ地方のムルソーやモンラッシェなど、高級白ワイン原料ブドウで知られるシャルドネですが、日本におけるシャルドネの最大の栽培地が、高畠町であることはあまり知られていません。
高畠町には優良なブドウ栽培家が多く、その中からさらに厳選することは容易なことではありませんが、 「高畠シャルドネ樽醗酵 ナイトハーベスト」においては、 深夜から夜間収穫「ナイトハーベスト」を敢行。 夜明け前の温度は極めて低く、ブドウの房は凜と締まり、風味はより一層増していきます。
収穫したブドウは数日間、果実専用の冷蔵庫で冷却し後、ワイナリーでの仕込み作業に取りかかります。これらのブドウは果皮からフレーバーを抽出するスキンコンタクト、フレンチオーク樽内での醗酵、マロクティック醗酵、シュールリーを経て、「シャルドネの町」高畠を代表する白ワインとして、世に送り出されます。
11,000円(税込)以上送料無料